テレビでの飲酒運転事故の報道

福岡での飲酒運転事故がおきてから飲酒運転がニュースによく登場しますが別に飲酒運転事故が実際に増えたわけではありません。「マスコミの飲酒運転の過剰報道はおかしい」とする声もネット上でみかけます。「真相世界」記事では血中0.3mg/mlアルコール濃度」を批判。飲んで12時間後にも逮捕される可能性との指摘。「発泡スチロール リサイクル開発日記」では、過剰な公務員叩きの問題点を書き、「理想の桃源郷」では、プライベートな時間での飲酒運転について企業(や市役所)の責任を問うなと指摘しています。Wikipedia 飲酒運転の項目でも「福岡飲酒運転事故は加害者が公務員、被害者が子供という国民の関心を引きやすい事故だったために飲酒運転がニュースとしての価値を持つようになり…」との記事あり。厳罰主義だけではこの手の事故は減らないでしょう。「飲酒運転防止装置インターロック」は数万円と高価ですし普及はバストラックからでしょうか。「改正道交法施行後1年間の飲酒運転…」という茨城県警記事では茨城県の飲酒運転死者数が法改正で平成14-15年にかけて2割減少。(ちなみに飲酒運転事故は人口比全国1位が茨城県のようで、茨城県警サイトは飲酒運転事故分析記事が豊富。)茨城県では平成15年で飲酒運転死者数は35人。全事故に占める割合12%です。日本全体で2005年の交通事故死者数が年6871人。1970年の死者数1万6765人より半分以下。加藤紘一オフィシャルサイト記事によると「人口10万人当たりの事故死者数の世界1位はギリシャで19.3人です。2位がポーランドとアメリカで14.5人。お隣の韓国は13.7人、日本は4.5人です」と国際的に「事故死者」が少ない日本。飲酒運転事故の対策は、じっくり5年10年と考えたいものです。

コメント

  1. ヨコモダケ より:

    あ?、、またコメントしてしまう。。。すいません(T_T)

    凶悪犯罪も飲酒事故も少年犯罪も、最近世間を騒がせている
    事件事故は、実質的には昔からほとんど変わっていません。
    この点はなおひこさんのおっしゃるとおりです。・・・が、

    最近の飲酒運転報道については過剰報道ではなくて偏向報道
    だと私的には認識しています。
    過剰報道というのはジョンベネちゃん事件とか松本サリン事件の
    河野さんに関する報道など個別の事件に対する報道の過熱を
    指すのではないでしょうか。
    もちろん昔から新聞界にはキャンペーンを張るということはありま
    したが、最近の各種報道の傾向はそれとは志が違うようです。

    例えばイラク戦争の時、私がイラクの首脳であったなら間違いな
    く従軍記者を全世界から募集するでしょうね。
    来るこないは別にして。
    アメリカ軍のみに記者を従軍させていて、これが報道だと思って
    いたなら、大いなる勘違いだとマスコミ各社に教えてあげたいです。

    これらの偏向報道に翻弄されない知識と知恵を持ちましょう!!と
    愛国心あふれる私は全国の小学生に伝えたい。

    え?私ですか??そうですねぇ、この間ウィニーは使わないって
    誓約書書いたので、次は人を殺しませんって誓約書書きます(^^ゞ

  2. なおひこ より:

    ヨコモダケさんコメントありがとうございます。
    なるほど過剰でなく中身の偏向であると。納得です。
    それはそうとウィニー使わない誓約書というのが
    あるんですね。読んでてニヤリとしました。

  3. ヨコモダケ より:

    正確にはウィニーなどのファイル共有ソフトを使って情報漏洩があった場合には、私はいかなる処分でも受けます、、、ッてな内容です。
    新聞やネットニュースにも出てましたね。(下は新聞記事ではありません)
    http://police.13hz.jp/police/archives/1510
    公務員を含め、サラリーマンの給料が下がると、お小遣い2万円でもツタヤに行っていたお父さんたちが一斉に慣れないマウスさばきでウィニーに走るんですよ。お父さんのお小遣いなんて一番に削られた上に「こんな甲斐性なしだとは思わなかったわよ」なんて言われたら、、。
    起こるべくして起こった騒ぎなのです。痛みは度を超すと無感覚になります。これが不祥事の端緒となるのです。
    ウィニー騒ぎの時点でサラリーマンの痛みは限界であったと思います。ここのところの消費者金融の業績などを見ていると、次にはサラリーマンの自己破産、個人再生ブームがやってくると思いませんか?

    あ、しまった、またネタを・・・。
    このネタはまた次のエントリーで。

    って欧米かよっ!!

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