「いまさら聞けない」の題名は脅迫か誇張?

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本の題名や雑誌の記事で、よく「いまさら聞けない***」「いまさら人に聞けない」というのを見かけます。しかし。言葉にこだわる僕はどうも「いまさら聞けない」という言葉が気になります。例えば株式投資、自動車用語、漢字熟語…趣味の分野でも実用の分野でも、「いまさら聞けない」というタイトルながら中身は実に高度な中身、特殊な知識、というのが多いんです。例えばこれ。「いまさら聞けない株式用語」…なぜROEとかSRIとか「お化粧買い」とかいう専門用語が「いまさら聞けない」に分類されるのだろう? これを知らない事が社会人の恥なのか?とつっこみたくなります。「知ると得」くらいの言い方だと理解できるんですが。「いまさら聞けない」と書かれると「きいちゃいかんのか?」「人にきくなと脅迫してるのか?」「これ皆知っている人間なんているのか?」とつい反発したくなります。ここで「質問を恥とする日本文化の歴史」とかの話に発展するともうきりがないんですが。あんまり「いまさら聞けない」を乱発されるといやだなあ、と一人つぶやくのでありました。(ちなみにこの写真の自動車保険講座にウラミはないんです。むしろ内容は役立つと思います。)

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