シード社処分、架橋剤

今日はコンタクトの話題。コンタクトレンズ成分の変更問題で、シード社が埼玉県と東京都から処分を受けました。レンズの強度や安定性を保つために配合する架橋剤を変更して製造販売していたようです。シード社「行政処分に関するお知らせ」文書(PDF)
には9月30日までの販売停止と書いてあります。新聞記事は日経「東京都、シードに業務停止命令」読売「シードに業務停止命令」あり。現在シード社のコンタクトを使っている人は異物感などを自覚していなければあわてて眼科にかからなくても良いでしょう。何か不調があればもちろん眼科へどうぞ。当分9月の間は、コンタクトレンズの店頭在庫でなんとか販売に対処できるでしょうが在庫がない場合は他社製品に変えるという人もでてくると思われます。なお「架橋剤」とは何だという説明は日東電工の説明の図解がわかりやすそうです。英文だとPrep and Properties of Slimeに図解あり。(たぶん)「架橋剤」は英語ではcross-linker、「架橋ポリマー」はCross-Linking Polymerのようです。

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