通貨の意味を、円天、電子マネー、ジンバブエで考える

円天の波波和二 ( なみかずつぎ ) 会長ら22人が逮捕されたニュースがありました。数年前から怪しかったエル・アンド・ジーでした。(この日記で2007年に「円天」会社、配当停止という時点で書いた時点でも怪しいと言われて数年。)この会社のインチキ具合はともかく、中学高校の経済の授業で「貨幣って何?貨幣の裏付けは?」というのを教えるには円天は面白い材料です。自分の持っている現金100万円を、この「円天」という妙な貨幣に交換したらその後の「円天」の価値を誰が裏付けているのかを考えないといけません。(貨幣 – Wikipedia参照。)金額は小さくなりますが「ナナコ、Edy、WAON」といった電子マネーに5000円や10000円をチャージする時にも「来月この電子マネーの運営会社がつぶれたらチャージした金額は全部失なわれる?」かと考えるのも大切です。(R25記事金融庁が検討中の「電子マネー法」の中身参考に)。話は飛びますがアフリカ南部のジンバブエで激しいインフレが続いて物価は1000倍とか10万倍とか上がり続けているようです。wikipedia記事ジンバブエ・ドルはためになります。「1000億ジンバブエ・ドル札」J-CASTが入手の記事も面白いです。(さらに余談として、ハンガリーの旧通貨でペンゲーも参考に。10垓(がい)ペンゲー紙幣とかがあったようで。10垓が10の20乗だなんて知りませんでした。)

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