サイト閲覧は能動か受動か

先月、6月26日に「ヤフー・ジャパン、閲覧数が世界一」という記事をみました。この時はヤフージャパンとヤフーUSAの利用者の違いあたりを意識したわけですが、(オークション分野のヤフオクの利用者が多いのがポイントか?)今月7/25、CNETでは「Yahoo! Japan1位、mixi2位、楽天市場3位–新指標「総利用時間」ランキング」という記事が出ていました。サイトの利用はページビューの数より閲覧時間が重要になってきたという観点でウェブサイトを採点して、その総利用時間ランキングでも(日本のウェブサイトの中で比較すると)ヤフージャパンが日本一という事です。(これ総利用時間での世界ランキングもそのうち出るでしょうが、ヤフージャパンが世界一になってもおかしくないでしょう)1995年当たりのウェブの利用だと、「テレビは受動的な見方、ウェブを見るのは能動的」というのがほぼ間違いなくあてはまっていたと思います。でも2005-2007年あたりの実情を考えると、ウェブで動画を見たり音楽を聴く人が増えているし「ウェブは能動的と受動的の両方」というバランスにだんだん近づきます。動画に限らず利用者がクリックして進める内容にしても、単語検索は「能動的10割」の利用方法、ディレクトリ分類から見出しをクリックするのは「能動的8割、受動的2割」といえるかもしれません。人の日記(ブログ)を見るのも「なんか新しい事書いてるかな」というクリックは「能動的4割、受動的6割」でしょうか。例えウェブでの動画が増えても1時間や2時間の映画をウェブで見たい人がそう増えるとは思いませんが、ウェブ全体のバランスは、受動的な気持ちで使う利用者の事をもっと意識した中身が今後増えるような予感がします。

コメント

  1. じぞう より:

    面白い意見ですね。
    でも確かに受動的に見ているページって多いような気がします。
    トラックバックされたあちら側なんてのは最たる例ですね。
    能動を強要されているような気分になるものもありますが(w

  2. なおひこ より:

    コメントどうも。
    確かに広告のためにトラックバックをされたブログとか、
    僕も一応見に行きますけど3秒見て終わります。
    見て損した気分になるような、
    ロコツな広告だらけのブログ増えてますよ。

  3. yocomo より:

    こんばんは。
    広告がおおいブログって、たしかにちょっと不愉快ですね。
    私の場合、ブログに限らず、ゆびとま、カフェスタ、2ch、mixiなど一応の成功を収めて商業ベースにのってしまったサイトはことごとく訪れる回数が減っています。

    ちなみに最近ウイルス検索で”トラックウェア”(危険度高)がひっかかって困るのですが、これってサイト閲覧状況の記録をとられてるってことなのでしょうか?閲覧時間の統計を取る手法ってどこかに書いてありますかね、、、今から調べてみます(^^ゞ

  4. なおひこ より:

    yocomoさん コメントどうも。
    トラックウェア、今調べると
    「ユーザーのインターネット利用傾向などに
    関する情報を収集するプログラム」とありますけど、
    Googleツールバーはすでに検索履歴を保存しているみたいだし
    このトラックウェアに含まれるように思います。
    ということで、ちょいと人に知られたくない調べ物は
    Google以外の検索エンジンを使うのが賢明でしょうね。
    そういえばカフェスタて使ったことありませんでした。
    アバターとかアニメーションが多めのサイトは苦手なんですよ。

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