映画「不都合な真実」で勉強

映画「不都合な真実」がためになりました。地球温暖化の危険性を(主に米国人向けに)啓蒙する話で、NHK教育テレビ特別番組か英国BBC特別番組みたいな映画ですが、映画館で見ても損した気分にはなりません。中でも「地球温暖化に関しての大きな三つの勘違い」(a)科学者達の温暖化予想は判断がまとまってない。(b)経済と温暖化対策は常に相反する。(c)今から温暖化防止策をしても手遅れ。このa,b,c三点をきれいに否定してみせてくれたのはすっきりしました。断片的に色々知っていた事もありましたが、気温、二酸化炭素、異常気象、人口増加、エネルギー問題などをバランスよくまとめている感じです。気になる「京都議定書」にもちゃんと触れていて、議定書に批准していない米国とオーストラリアを厳しく批判しています。また日本人として誇りに思えるのは日本の乗用車燃費規制がEUや米国と比べてより厳しい基準(進歩的な規制)だという点が映画に登場する事です(1970年の排ガス規制も同様だったような記憶)。参考資料として「不都合な真実」英語サイトはこちら。なお二酸化炭素濃度のグラフは、例えば「知ってますか 地球の変化」というサイトの中では地球の変化 5-1.エネルギー消費と地球温暖化の科学というところで「グラフ7、1900年〜2000年、南極 Law Dome Ice Core CO2濃度」「グラフ8,1900年〜2000年、世界の気温」というグラフがあります。

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