抗高脂血症薬が緑内障予防

日本語版Medical Tribune20004.12.16の表紙に「抗高脂血症薬が緑内障を予防」の記事が出ています。David L. Epstein, Paul P. LeeらがArchives of Ophthalmology 2004; 122: 822-826で発表した論文です。(M. Tribune記事はOphthalmology (これ)と書いているがArchives of Ophthalmology(これ)の間違い?)筆者が調べると論文タイトルはStatins and Other Cholesterol-Lowering Medications and the Presence of Glaucomaのようです。どうやら10人を対象とした統計結果のようですが、今後の追試験に期待できそうです。日本で発売されているスタチンの仲間の商品名としては、リピトール(山之内製薬)、メバロチン(三共製薬)、リポバス(万有製薬)、リバロ(興和)あたりです。ちなみに、「スタチンとpleiotropic effects」というページを見ると、スタチンは本来の「高脂血症の治療」効果以外に、いろいろな病気での効果が判明してきたようです。なお参考に「妊娠中のスタチン系薬剤は禁忌」もあります。眼科の英文雑誌を探すには山口大学眼科の英文雑誌リンク集が役立ちました。

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