宇部市石炭記念館

山口県宇部市の「石炭記念館」を見てきました。かつては炭鉱が栄えていた宇部市。その炭鉱の歴史や仕組みを知る展示です。福岡県の直方市（のおがたし）と田川市で炭鉱記念施設を9月に見たばかりなので予習はバッチリという気持ちです。

◎移動は広島市から自動車2時間から2時間半くらい。山口県の中でも西の方。高速道路の山陽道は有料で、山口南インターチェンジから西は無料だったかな。（うろ覚え）現地「ときわ公園」駐車場は1000台程度で3時間300円程度。　休日の今日昼でも半分埋まったくらいで余裕あり。

◎ときわ公園は今年で100周年。「1925年（大正14年）に宇部市常盤公園が開設」との解説あり。

◎石炭記念館は地上の目印は　白と赤の塔。「たてこうヤグラ」を解体して別の場所に組み直したもの、現在は展望台として使用。石炭記念館は入場無料。内容は石炭の説明、炭鉱の仕組み、地中と海底の炭鉱の位置関係の地図、掘り出す各種の機械類や当時の社員の長屋の生活ぶりの再現、などなど。

◎福岡県の直方市（小規模）、田川市（大規模）の炭鉱施設2軒と比べると宇部市の施設の規模は直方市の方に近い印象。福岡のは海から離れた場所でしたが今回の宇部は海底の地下の炭鉱なので海水流入への対策がしっかり展示されていました。

◎宇部の展示の中にも、直方市での 「救護練習所模擬坑道」で人命救助の訓練を受けたスタッフが宇部で働いたという文章がありました。

◎パンツァーコンベア Armoured Face Conveyor (Panzer conveyor) 動画はこれ。4 Armoured Face Conveyers T-machinery

◎オマケ。「ときわ公園」の中には石炭記念館の他にも植物園、動物園、ミュージアム、と施設がたくさんです。今日はその一部しか見ることができませんでした。カフェとしては「こびとぱん Pixie hat （ピクシーハット）」で美味しいパンケーキも食べられたし、快適な場所でした。