ローマ数字の問題

1970年代頃から、どうもローマ数字( I, II, III, … )は嫌いだなとか不便だなという意識はありました。その後、ワープロ専用機、8ビットパソコン、PC9801, Macintosh, Windows, そしてWWWのユニコード時代(ケータイやパソコンの複数OSの時代)を経験して、自分の中では「やっぱりローマ数字は使わないのが最高!」と次第に確信を持ってきました。以下 (a)…(g)がローマ数字の問題点。
(a).アラビア数字1234があるのにあえてI, II, IIIを使う必要は少ない。(美的な理由で使うのがほとんど)。
(b).10 (X)を超えるあたりでローマ数字の不便さが増える。XXIIとか書くのは無駄のかたまり。
(c).時計文字盤で4をIIIIと書いたりIVと書いたり、二通り表記があるのも不便。
(d).検索が大切な今、アルファベットのI, V, Xを並べてローマ数字の代用をすると「数字としての本来のローマ数字」とアルファベット文字列とが混在して検索の邪魔。この点は「コンピュータでのローマ数字の表現方法」の記事が親切です。
(e).機種依存文字としてローマ数字を使う人が多いのも困る。この問題はユニコードで解決に向かってきたけど、やはり上記 dで書いた問題は残ったまま。
(f). Unicode数値文字参照ではXIIまで書けてもXIIIは書けないという大きな問題点あり(これ重要)。これを回避するため数値文字参照でXとIIIを並べたならば、これは文字コードとしてコンピュータに13と認識されず、10と3が左右に並ぶと解釈される問題点あり。
(g).ブイなのか5なのか、エックスか、10か、読みがわかりにくい固有名詞のローマ数字は不便。(アリナミンVや、映画SAW Vは、「ご」、なのか「ぶい」なのか、利用者が一瞬でも迷うというのがどうにも気になる。)
以上の(a)…(g)が理由です。ということで、商品名にローマ数字が使われているのを見るとひっかかります。ファイナルファンタジーXIIIもMacOSXもApple IIも。もはや Apple IIなんて覚えている人も少ないから関係ないですが。その他資料はwikipedia記事、ローマ数字と、ローマ数字の逆襲をどうぞ。(なおこの日記の中ではローマ数字はみなアルファベット1バイト文字で書いています。数値文字参照は使ってません)
今日の弁当は、とうもろこし、にんじん、のり巻きチキン。
091113bento

コメント

  1. じぞう より:

    なんとなく自分でも漠然と嫌っていたローマ数字を明確に分析してくれてありがとうございます(^^
    「IV」と「VI」も一瞬迷っちゃいませんか?
    ファイナルファンタジーはもはや引っ込みがつかなくなっているんでしょうね(;^_^A
    まさかXIIIとかまで続くとも思ってなかったでしょうしw

    時計の文字盤のXIIまでをオサレなデザインとして使うということぐらいの用途だけに残る分にはそんなに気にもならないのでしょうけど。

  2. なおひこ より:

    そうです。「IV」と「VI」も一瞬迷います。
    その一瞬の迷いが気になる時もあります。
    時計の文字盤はローマ数字でも平気ですね。
    文字盤に「へ」とか「三」が混じっていても
    平気かもしれません。
    ちなみに「ドラゴンクエスト IV」公式サイトが
    ネットで検索しづらいという指摘もあります。
    http://dekiru.impress.co.jp/contents/020/02006.htm

タイトルとURLをコピーしました