薬のネット販売規制が命を救う

厚生労働省が医薬品の通信販売を規制する省令を公布しました。正しい判断だと思います。以前の10月記事「…駐輪場」12月記事「医薬品ネット販売…」、でも書きましたが規制の無いまま薬品通信販売を続けると、ニセ薬の被害者、風邪薬の副作用被害者、薬物による自殺の被害を増やすという悪い面が年々増えていきます。通信販売による「便利にかぜ薬が買える」小さな利点と、「薬の被害で数万人が命を落とす」大きな欠点を比較すれば、国としては通信販売を規制する方に判断するのが妥当でしょう。前に続いて参考記事を並べましょう。ヨーロッパではネット薬局で販売される薬の6割以上が偽物その英文元記事
医薬品ネット販売規制改革会議の暴論飲む前に知っておきたい風邪薬の事故などです。
規制反対の発言は「通販でない対面販売が安全といえるのか」という意見が大半のようですが、それはおかしな指摘です。安全をゼロか100%かで選ぶことはできないのですから、対面販売を完全に安全とは誰も言ってません。今でも延々と楽天が規制反対の署名を集めているようですが楽天は薬の被害で何人が命を落としても「責任をとらない」立場の会社です。

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