呉市の後発薬品推進に疑問

広島県呉市が自治体の医療費抑制のねらいで薬剤の後発品を推進する政策を進めるようですが、呉市の支出抑制作戦は成功するとは思えません。(理由1)他国でも後発薬品導入による医療費抑制は失敗している。(理由2)米国、ドイツで後発薬品の割合が高いのはそれぞれ「後発薬品しか選べない」事情があるから。フランスでは後発品利用率は低いままです。(理由3)日本での後発薬品基準はゆるいため、先発オリジナル薬品より質が低いことが多い。(理由4)医療費に占める薬剤費の割合は日本で現在2割程度。それを例え半分に減らしても1割しか減らせない。参考記事としては松木則夫教授の「ジェネリック医薬品は誰のため?」や、「ジェネリックに騙されるな! Part.2」「ジェネリックに騙されるな! Part.3」「ジェネリックに騙されるな! Part.4」などをどうぞ。(以下はオマケです。中国新聞でアルパーク別館建設予定の記事を見ました。2009年春完成予定で、住宅展示場の跡のようです。中国新聞記事Wikipediaアルパーク記事が参考になります。)

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