ウェブサイト消滅説

数日前に、CNET Japanで「Webサイトは近いうちになくなる…」(水波桂氏の説)を読みました。ウェブサイトの本文内容とデザインが切り離されて、ネット界は、各ユーザが本文だけ独自RSSリーダで読む方に発展するという理屈はちょっと理解できますが、それにしてもRSSリーダがWebブラウザ以上に多数派になるとは思えません。僕はコンピュータ関連の「近い将来、これが消えて無くなるぞ!」という予言話はあまり信用してないのですが、ざっと思い出すと「テレビの普及で新聞が消える説」「インターネットの普及でテレビが消える説」「ネットのビデオ・オンデマンドでレンタルビデオ店が消える説」「デジカメ登場でフィルムカメラが消える説」「CPU家電組込が増えてパソコンはみな消える説」もありました。この中で予言が的中しそうなのはデジカメとフィルムカメラの比率くらいですけども、まだフィルムカメラは消滅していません。商用パソコン通信は20年くらいかけてやっとウェブに移行したような気がします。はるか昔にはエジソンが映画の登場で学校から黒板がなくなると語っていたようですが何十年たっても映写機は黒板代わりになっていません。いかに機械モノが好きな僕でも映写機とか、パソコンとプロジェクターで黒板の代用ができるとは思っていませんし、新しいソフトの方向とか新しいメカが登場しても何か主流の道具がごっそり入れ替わるには時間がかかります。記事の筆者が本気でウェブサイトが消えると信じているかどうかはわかりませんが、RSSフィードの重要さを世間に示したかったのかと思います。(僕は普段あまりRSSリーダーのソフトを使っていないからよく理解してない面もあります。RSSリーダーは2年以上前にパラボナミニ、最近 Ensemble2 v0.5.6と、 Vienna 2.2.0をちょっと使いました。どちらもMacOSXで使っています。「Mac 用の RSS リーダをちょっと比較する」の記事が参考になりました。)(追記2007.10.26。その後Vienna 2.2.0とEnsemble2をしばらく使ってみて10個程度のブログを読むにはRSSリーダーが早くて便利とかRSSリーダーだと余計な背景画像がないのが良いとか良さがわかってきました。)

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