GPS携帯は子供防犯に不十分

雑誌「暮しの手帖」2007年2-3月号に「商品テスト・GPS機能の付いた子ども用携帯電話をテストする」という記事があり参考になりました。ドコモ、キッズケータイSA800iau、ジュニアケータイA5520SAの二機種を比較。東京近郊の公園、駅、駅地下街など20カ所でのテストでは二社製品とも地下や屋内では子どもより半径50m以上離れた所を示した回数が多くて位置精度が落ちるという結果。GPS精度の他にもゲームでバッテリー寿命が減るなどいくつか問題点を指摘しています。さすがは企業広告を載せない暮しの手帖、いい記事を(記事中の図版はちょっとわかりづらいですが)書いてます。2004年11月の奈良小1女児殺害事件ではGPS機能付の携帯電話を被害者児童が使用していましたが犯人逮捕に役立ちませんでしたし、僕はGPS機能の防犯効果はごくわずかだなと感じています。「モバイル製品の特性を理解して備える防犯体制…」All About記事を読むと、防犯体制を、事前対策、遭遇時対策、事後対策、の三つに分けており、参考になります。なお、「暮しの手帖」この号は銀行サービス比較記事も面白い内容でした。

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