IPv4枯渇問題の議論いろいろ

ネットワーク技術の話です。スラッシュドットでは年に1、2度は「IPv4アドレスが枯渇する、IPv6に移行すべき」「いや枯渇はしない」とかいう議論が出てますが、僕はあまりその全体像がつかめていませんでした。ここ2日ほどでスラッシュドット記事「 IPv6への移行は始まってすらいない」を読み、次に参考資料として「覚悟はできてますか? – トンでもなく高価なIPv6」を読むとv4とv6を地上鉄道と地下鉄に例えた図解で良くわかりました。その次に見た「池田信夫blog IPアドレスは枯渇していない (2007年記事)」の「未使用のアドレスをオークションで再配分すればよい」という意見も参考になります(池田信夫氏は市場原理優先が好きな模様)。さてIPv4アドレスの限界の話につきものなのがNAT (Network Address Translation)でして、たぶん家庭用ルーターのほとんどがNATの機能を備えている(僕の知る範囲では)と思います。IPv4で何が困るかというと(普段のメールとウェブじゃIPv4で困ってないが)「ネット対戦のゲームではどうもNATがらみでゲームができたりできなかったりする」というのが思いつきますが、あとは将来ネット家電の発展にIPv6が必要という説もわかる気がします。なお、NATの役割を復習していると、「ネットワークエンジニアを目指して」に、連載記事としてNAT アドレス変換 、 NAPT(IPマスカレード)、などの説明があってわかりやすかったです。(おまけ。YouTube動画の再生中にスペースバーで再生/停止ができるのを知りましたがヒトコマごと送るキー操作が欲しいなと贅沢な希望も思いつきます。)

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