カラーコンタクト2014現状

 最近2年間はカラーコンタクトレンズ(カラコン)の製品をよく調べていなかったので確認の意味で2014年10月現在で日本で販売中の製品をざっと並べてみます。ここに並べたのは俗にいう「大手メーカー」のまっとうな製品で、ディスカウント店にズラズラ並ぶアジア製激安コンタクトとは品質に差があります。おおざっぱに言えば大手メーカー製品は合併症が起きにくいということです。カラコン眼障害のニュース記事は最後に書いてます。
color contact lens 2014

ジョンソン社;ワンデー アキュビュー ディファインモイスト (グループ4、含水率58%)
ボシュロム社;ナチュレール(グループ2、含水率59%)
アルコン社(旧チバビジョン); フレッシュルック・デイリーズ(グループ2、含水率70%)
シード社;アイコフレ ワンデーUV(グループ1、含水率38%)
メニコン社;2ウィーク・メニコンRei(グループ2、含水率72%)

というところ。参考にディファイン・モイスト添付文書PDFナチュレール添付文書PDF、もあり。社名としては2014年1月1日付で日本アルコン株式会社と、チバビジョン株式会社は法人統合し、日本アルコン株式会社となっています。

 上で書いたレンズ素材のグループ分けは、グループ1が非イオン性低含水、グループ2が非イオン性で高含水、グループ3がイオン性低含水 、グループ4がイオン性で高含水。 実際はグループ3はごく少数。 グループ1は割と古い世代の素材という捉え方でほぼOK。ローマ数字が検索しづらいので使っていません。英文字アイを並べたI,II,III,IVとか全角ローマ数字は使わずにここでは1,2,3,4と書いています。
 なおコンタクト全般の日本でのシェアを調べると「コンタクトレンズの市場シェア」によれば、 1位ジョンソン50%、2位アルコン、3位クーパービジョン、4位ボシュロム、5位メニコン、 以上の根拠は株式会社シード 連結決算説明会説明資料 など複数の資料を元にしているようなので信頼性高い文章だと思います。クーバービジョンが3位とは意外でした。
 ちなみに広島市ひらの眼科 では2012年8月末でいったん 全カラーコンタクト(サークルレンズ含む)の扱いを中止、2014年10月から再び、カラーコンタクト(サークルレンズ含む)の検査を再開しました。10月現在、ジョンソン、ボシュロムの2社の製品だけ検査しています。
 今の僕の考え方ですが、カラーコンタクトが目に悪影響が多いのは前提として、眼科医がみなカラーコンタクトを処方しない姿勢を続けると結局世の中の何万人というカラコン利用者は眼科医の知らぬところで低品質レンズを医師指導無しに使う方向に流れるので、それよりは眼科医がほどほどの品質のレンズを指導しつつ使うという妥協点が良いだろうという考えです。(2014年の日本コンタクトレンズ学会の主流もその方向です)

 カラコンによる障害のニュース記事は例えば10月5日記事カラコンによる眼障害、後を絶たず…や、9月26日記事空前のカラコンブームで若者の目が危ない、、9月24日記事眼科を受診せず、おしゃれ用カラコンを購入している生徒が増加などを参考にどうぞ。

コメントを残す